創志コース 九州研修旅行
2025/01/07
創志コース2年生は、12月10日から13日の3泊4日で、九州に修学旅行へ行ってきました。
1日目は、吉野ケ里遺跡・ハウステンボスを訪れました。
九州に降り立って、最初に訪れた吉野ケ里遺跡。
いつか歴史の教科書で見たあの写真の光景が、現実のものとして目の前に。
古代にタイムスリップしたような集落は、圧巻でした。
さっきまで見ていた古代の姿は、いつの間にかヨーロッパの街並みへ早変わり。
ハウステンボスに入国すると、まさしくそこは「憧れの異世界」
クリスマスの装飾も相まって、多くの感動に満ち溢れた時間になりました。
2日目は、原爆資料館・平和記念公園・史跡出島・大浦天主堂・稲佐山を巡りました。
2024年のノーベル平和賞の授賞式がこの前日の夜、ノルウェーの首都オスロで開かれました。
その次の日に平和学習を行えること、またとない機会をいただいたと感じています。
資料館と公園では平和ガイドさんから貴重なお話をいただき、
資料を間近に見ながら被爆の惨状を教えていただきました。
夜には、「1000万ドルの夜景」とも称される稲佐山の夜景を見に行きました。
宿からロープウェイ乗り場までは、路面電車を乗り継ぎ、そこから徒歩30分。
乗り場に近づくにつれて追い打ちをかけてくるのが、長崎ならではの「坂」!
山頂から見た景色は、これまでの疲れを吹き飛ばしてくれるような美しさでした。
3日目は、グラバー園で見学後、班別自主研修。
事前に各班で考えたプランに沿って研修を行いました。
変更を余儀なくされた班も、臨機応変に対応し、全ての班が元気に帰ってきました。
最終日は、九州国立博物館・太宰府天満宮で研修を行いました。
博物館では、「海の道、アジアの路」をテーマとする「文化交流展」をはじめ、
この時期にしか見られない「特集展示」。数々の展示品に目を奪われました。
太宰府天満宮では、昨年から約3年間かけて「御本殿」の大改修が行われており、
それに伴って、御本殿前に「仮殿」を建設されています。
3年間しか見ることができない仮殿だからこそ、貴重な時間を過ごすことができました。
修学旅行での様々な経験を通して、生徒一人一人が多くの刺激を受けることができました。
また、多くの良いご縁をいただくことができ、生徒にとって歴史や文化を知るだけではなく、人の温かみや優しさをたくさん知ることのできたものになりました。