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７月１７日（水）、創志コース全学年を対象に、キャリア講演会が行われました。今回は、東北文化学園大学の田邊文彦先生と、山川樹先生に『データの読み取り・活用の仕方』について講演していただきました。

山川樹先生からは、データの分析の仕方を教えていただきました。

グラフはデータをまとめるのに便利なものですが、グラフごとに得意・不得意分野があり、使い分けが必要なこと、データを見やすくするために桁をそろえたり、上位5位に絞るなど工夫が必要なこと、データを組み合わせたり比較することで、新しいものが見えてくることを教えていただきました。

田邊文彦先生からは、分析の仕方について教えていただきました。

「自分事として考えること」と田邊先生は言いました。どんな凄いデータであっても、自分事として見なければ、疑問を持ったり、更に調べてみようとは思わず、人の心に響くものにはならないと教えていただきました。

「レポートは比較で作られる」とも教えていただきました。血液型アンケートで班ごとに血液型のばらつきがあったことを例にとり、それを全体と比較したり、それはなぜかと疑問に持つことがレポートにつながるとアドバイスをしてくれました。

これから１，２年生は統計グラフコンクール、３年生は創志論文に向けて本格的に活動が始まります。今回の講演を参考にして、より面白いものを作り上げてほしいと思います。