お知らせInformation

身近な心の不調に寄り添い、行動できる人へ。今日から始まる私たちの第一歩。

11月27日(木)、第7回キャリア講演会が行われました。
今回は、厚生労働省委託事業として大崎保健所の木村先生と安彦先生をお招きして「心のサポーター養成研修」の講習をしていただきました。

こころの病気は5人に1人がなるという話を聞き、とても身近なことだと思いながら話を聞きました。
こころの病気からの回復(リカバリー)の定義は、個人が希望や夢を持ちそれを達成していくプロセスであり、その人の強みや能力を活かして生活を組み立てていく過程であるため、リカバリーは人それぞれ異なるということが分かりました。

またグループワークを行い、心配している気持ちを伝える、身体を相手の方へ向ける、適度にうなずくなど相手の立場に立って話を聴くことと自分からアクションを起こす大切さを学びました。
ストレスコーピング(ストレスへの対処)では、無意識に悪循環を繰り返さないために、ストレスを感じていることを自覚し対処していくことで、思考やイメージによるストレス対処法の行動コーピングがあることを知りました。
その他にも、セルフケアとは自分を甘やかす行為ではなく、自分自身を尊重し周囲の人と良好な関係を築くための土台であるということを理解できました。

今回の講習で学んだことは、友人との日々のコミュニケーションや将来活動する時にも活かせると思いました。
心の不調は誰にでも起こるものなので、積極的に声掛けをして、適切な支援が行える「心のサポーター」になれるよう学んだことを実践していきたいです。

木村先生、安彦先生、素敵な公演をしていただきありがとうございました。