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“できない”の壁を壊すのは、仲間と自分を信じる心

7月16日(水)、創志コースを対象とした第4回キャリア講演会が行われました。
トヨタ自動車東日本のハンドボール部監督、阿部直人先生をお招きして、「無限の可能性を拓く」というお題で講演をしていただきました。
阿部先生は元々教員をされていたこともあって、熱意のある伝え方で私たちを励ましてくれるような講演をしてくださいました。

特に印象に残った話は2つあります。
1つ目は、動物のノミの実験についてです。蓋をして高く飛べないようにすると、ノミたちは高く飛ばなくなるという実験を通して、「自分には出来ない」と思い込むことで気づかないうちに限界がつくられてしまうということを教えていただきました。
ただそうなってしまった後でも、自らの可能性を発揮している人や、可能性を信じて行動している人と一緒にいることでまた限界を超えていけるというアドバイスもして下さいました。

２つ目はマイナス思考からプラス思考にするための３つのポイント（動作・表情・ことば）についてです。
動作については、人間は何も考えないと下を向くようになっていて、下を向くと気分が落ちてくるので意識して上を向くようにしようと教えていただきました。
表情に関しては、赤ちゃんは１日３５０回笑っているのに日本人の大人は１５回！しか笑わない、もっと笑顔でいこうと話していただきました。
ことばは、マイナスな言葉を１回言うならプラスの言葉を３回言おう、例えば、疲れたではなく頑張った、頑張った、頑張ったに変えると気持ちが変わってくるということでした。

他にも書ききれないほど元気をもらえる言葉や、自分の可能性を信じてみようかなと思える素敵な講演をしてくださいました。
私たちも阿部先生のように感謝を忘れず、周りの人にプラスの気持ちを分けてあげられるようにしていきたいです。
阿部先生、本当にありがとうございました。